2026.3.30  うつしみ

合気

セントラルアイランド体育館での稽古。TZさん、FOさん、KIさんが参加。今日の課題は「うつしみ」とした。稽古前にMBさんと手合せをする。やはり長年鍛錬している人の身体なのだろう力が強く芯がある。他の人であればもう少し抑えられると思うのだが押さえられない。ただし「固い」のは事実。合気があるかと問われれば「ない」と言わざるを得ない。逆にその力を押さえられない自分にも「合気がない」ということだ。鍛錬していこう。KIさんから「土曜日の稽古で、TZさんに”うつしみ”について説明して実際に受けてもらったが効いていた」との報告を受ける。その際は「ぼーっとした受け」だったようである。TZさんはどのタイプなのだろう。また、先生はどのようにしてタイプを判断して技を掛けていたのかKIさんと少し議論した。

座技 両手取合気揚げ後方倒し

TZさんがFOさんの受けに手こずっていたので自分もある程度覚悟していたのだが思ったよりも技が通る。これは一人稽古の成果なのか、それとも力の発生タイプが似ているためなのか。今後の検証が必要である。

座技 両手肩取り後方倒し

最近、気が付いた首の三段活用を試してみたところ、結果は惨敗であった。それよりも3人共通して効いたのは「肩を上下する」である。前に倒すというよりも「受けに肩に乗ってもらう」といった感覚。こうなる前提として「倒す角度」に体を作っておかなければならない。これに「首三段」を使うのではないか。この首三段で体幹をロックして倒す角度にしてから肩を動かす。術理ではなく体理ということなのだろう。とすれば他の技でも使えるはずである。

座技 両手胸取後方倒し

これも肩取りと同様の掛け方をする。FOさんが受けの際には「股関節を抜く」ように要求され、私がFOさんの技を受けた際に「肩を残して胸だけを落として欲しい」と要求した。これはいずれも体を歪ませることなく接点(この場合は胸)を動かすための要求であると思料する。またTZさんは「もっと胸を倒す方向に送ってもらいたい」との要求であった。これはやはりタイプによる違いなのだろう。

座技 外手取肘外張り内投げ

TZさんが本部で稽古した技。捕られる手を作っていたのが印象的である。この動きに違和感を感じなかったのは面白い。拍手崩しで崩すことが出来ると思っていたがそうはいかなかった。この技を判ったことは「受けが捕る方向に肘を合せる」ということである。TZさんが斜め方向からとってきたので気が付いた。座技なので腕を使う必要があるのだろう。取りの時には気が付かなかったため試していないが、この状態からだったら拍手崩しが効くのかもしれない。次回検証したい。

立技 内手取掌回内合気下げ

TZさんがFOさんに掛けているのを見て感じた「負ける動き(接点に頭を近づける)」を試すが技が効かない。体が動きすぎると技が留まってしまう。体の歪みが原因なのだろうか。先ほどの技から「受けが捕る方向に肘を合せる」を試し、内手なので交差ぎみに手を出してみるがこれも技が留まってしまう。腕が上がらないように「引いて」崩すための引き代がないためだ。これを解消するために「半身になりながら(手(肩)を前に出しながら)、受けが捕る方向に肘を合せる」ようにしたところうまく通った。TZさん、KIさんが言っていた「反対の手を使う」「手を振る」という表現も同様である。

所 感

今日の稽古では「うつしみ」について深堀りしようといろいろと試してみた。先回の稽古では「1回の技で胸、腹、足の順番で力を入れていく」という方法を試したが、あまりうまくいかなかった。雑談の中でKIさんにそれを伝えたところ、「先生は全部使ってたのではないか」との見解をくれた。稽古終了間際に同様の話になって「合気突き倒し」をKIさんに掛けた際、肚を意識したものの、つま先に力が入ってしまった。するとKIさんが「足にも力をいれたでしょう」と指摘をもらい、なぜ判ったか訊ねると「自分の足に力が入ったから」との回答であった。これは何を示唆しているのか。その後「先生は「肚」だけを感じた」とのことなので注意して掛けるてみると「今のは先生と同じ崩しだった」との評をもらえた。また、TZさんも自護立ちしたので合気突き倒しを掛けたところ見事に掛かり、FOさんが「いまのはどのタイプ?」と聞いてきたので「ぼーっとタイプ」と答えたが、思い返すに前回の稽古の話を聞いていたのでてっきりTZさんは「ぼーっとタイプ」で待っていると思い込んでいたが端から見れば判らないのだ。もしかしたら「全部使う」とはこのことかもしれない。

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