2026.3.23 拍手

合気

イーストワード体育館での稽古。FOさんとKIさんが参加。今日も代稽古を執ったので課題を検証しやすい技を選択することが出来た。役得である。今日の課題は「拍手崩し」とし、この理合いが短棒や杖などでも通用するのかを検証した。結果は「通用する」ことを確認できた。また両手持ちの杖技では「動作が反対になる」という面白い現象も確認できた。

座技 両手持ち合気揚げ後方倒し

前回の稽古で検証して手応えを感じた「力の発信源に働き掛ける」を検証する。受けがKIさんだったので「肚」を意識して掛けると技が通りやすい。私が受けの際にKIさんに「足を踏み込むように」してもらうと力が通ることを体感できた。肚を意識した場合との差は歴然である。やはりこの理合いは「根本原理」であることを確信することが出来た。

短棒 外手取拍手落とし

拍手崩しを短棒技に応用してみる。結果はこの理合いは短棒技でも通るということが判った。また、いろいろと気が付く点が多く、その中の一つは「1段階で手首を曲げないこと」であった。これは2段階目にも関係することなのだが、ここで手首を曲げてしまうと、それぞれの効果、特に2段目の効果が減少してしまう。前回の稽古でも同様のことを感じたので今後注意したい。手の張りにも関連することのような気がする。2つ目は「脇に沿って動かす」である。3段目の動きなのだが、具体的には脇を締めた位置から「肋骨の形をイメージしながら」動かすのである。実際に「脇に肘をつける」ようにすると動きが止まってしまうのだ。前提条件として「脇が締まっていること」が必要だが面白い現象である。3つ目は「受けとの繋がり」である。これはKIさんと二人で稽古していたので気が付くことが出来たのだが、KIさんが受けの際に「もっと差して欲しい」「差しが強い」など要求がバラバラだったのでその原因を考察し、これは「力の発信源に働き掛ける」が関連していると推察した。結果はその通りで「肚」派のKIさんには「肚」に力を入れると解決した。「足」に力を入れると「押しが強すぎる」となった。

杖  両手取合気揚げ落とし

FOさんが途中参加。この技は両手持ちなので、左右どちらの手に拍手崩しを入れるのか検証し、「後の手」という結果になった。これは通常の拍手とは違い「内手取」になっているため、崩しの動作が「反対になる」という現象が起きた。つまり、先ほどまでは1段目で手首が反らないようにしていたのを背屈するように、2段目は手首を反っていたのを掌屈させるようにして崩すといった具合である。そして「前の手」は仗をしっかりと固定する役目がある。固定する方向は「引く」ように。実際に引く必要はなく一人稽古の杖突きの要領である。この時に前半身は留めて(固定)しておくこと。この留めに受けが反応するようだ。ただしこの要領についてはまだ確信が持てないので今後も検証が必要である。

杖  両手取合気揚げ前方倒し

先の技は揚げた後に落としたので、次は前方に投げてみる。これが非常に難しい。「力の発信源に働き掛ける」を使えばもっとうまくできたのかもと振り返る。

立技 合気揚げ落とし

前回の稽古でやった「力の発信源に働き掛ける」合気揚げを復習の意味を込めて稽古する。今日感じたことは「揚げなくても良い」ということあった。繋がりを持ったあとに手、肚、足で揚げようとすると当たってしまうのだが、KIさん、FOさんともに「何もしない方が良く揚がる」。稽古後の振り返りで「力の発信源に働き掛ける」ということは「受けが得ている床からの反力を増幅している」ので、勝手に跳ね上がるのではないかと仮説を立てた。次回の稽古で検証したい。それにしても良い効きであった。

所 感

今日も前回と同じく検証に重きを置いて稽古することが出来た。非常に有意義な時間であった。そして一人稽古の成果について以前よりも実感できるようになってきたのは嬉しい。そして今日はKIさんとの雑談の中で「手の張り方」について示唆をもらうことが出来たのは天祐である。美人手ならぬ美人握りである。今後検証していきたい。また「力の発信源に働き掛ける」を「うつしみ」と命名し、今後の研鑽に励みたい。

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