2026.4.13 うつしみ

合気

イーストワード体育館での稽古。FOさん、KIさんが参加。今日は代稽古であるし、いつもの「癖強よ月曜日メンバー」なので、技・理合いの復習と検証とした。「拍手崩し」の復習から始まり、「柏手崩しと二度打ち合気揚げの融合」、「うつしみその3による合気揚げ」の二つを検証した。以下、下記の通り。

拍手崩し

FOさんが来るまでKIさんと二人で拍手崩しの復習をする。やはり引き掴みタイプのKIさんには、多少2段目で「上げて」しまっても技が通る。また「もっと小さくすることが出来るのでは」と技を小さくしてみた。具体的には3段目で上げずにわずかに「差す」ようにするというものである。お互いにこのくらいの動きでも十分に効いた。途中からFOさんが参加。予想通り押しタイプなので太腿に押し付けるようにすると技が通る。「受けのやりたいようにやらせることで崩す」という理合いを再確認することが出来た。これも一種の「うつしみ」である。

拍手崩しと二度打ち合気揚げ

「拍手崩し」と先回の稽古でやった「二度打ち合気揚げ」とを融合できないかと検証してみる。結果は「できる」となったのだが、それには「空間で手を取らせる」という条件が必要。いろいろと試行錯誤したがこの結果に落ち着いた。通常の拍手崩しとの相違点は「当たりがあるかないか」である。拍手崩しは「当たりがある」というか「当たりを付けにいっている」感覚なのだが、二度打ちをすることにより、受けとの当たり付けは終わっているので、反対に「当たりを消し」に行くようにする。稽古している時は気が付かなかったが、振り返ってみるにこれは面白い理である。他の技への応用が効きそうだ。

二度打ち合気揚げ

二度打ち合気揚げを復習する。3段目の「肩甲骨の寄せ」がうまくハマった。この意識により「肘の引き」が「円の動き」に変化するのである。この体理の効果を再確認することが出来た。

うつしみその3による合気揚げ

「うつしみその3」の術理を合気揚げにおいてダイレクトに使ってみる。効果は絶大で、両名とも驚くような揚がり方を見せてくれた。二人は違う掴みタイプだったのが検証に適しており、FOさんは「屈みから反り」、KIさんは「反りから屈み」であった。KIさんに対しては、普段から反り気味の姿勢であると感じていたので、露骨に反ってみたところ見事に掛かった。理合い的には間違いないものと確信する。あとは「相手の軸をどう捉えるか」が課題だ。(この後に立技での検証で座技とは違う感覚になったのは「座技と立技での軸のとり方が変化する」ことが原因と思われる。つまりこの変化をうまく捉えることが出来るのか否かが肝要ということ)

立技 二度打ち合気揚げとうつしみその3

うつしみその3による合気揚げを立技で検証する。FOさんに対する「屈み」がうまく入らない。FOさんの要求は「先生のように間合いを詰めて欲しい」である。座技との違いはどこにあるのだろうか?振り返るにその違いは「立ち」と「座り」の違いではないかと思料する。座りは立ちに比し、軸の傾きが大きくなるので座技では「屈み」が効いたのだ。かたや立技でのFOさんはどちらかと言えば垂直軸を保つ傾向にある。(技や気分の乗りによって変わるのだが)この変化を捉えきれなかったのが要因だ。「合わせること」これを忘れずに!

固め

KIさんを投げた後にうまく指が絡んだので「固め」について検証した。今日は小指を絡めるように手首を尺屈させた(これはKIさんの「小指を攻めて欲しい」との要求による。) KIさんにはいつも指摘されているのだが「力はいらない」とのこと。稽古後の振り返りで「肘を内絞りにすることにより強い形にして力を抜く」という方法を考えた。(二段階での肘絞り) 次回稽古で検証したい。

「軸を通す」ことと「体内球の動かし方」

FOさんが受けの際に「うつしみ」を使おうと「足に力を入れて」技を掛けようとしたところ、全く体が動かせないようになった。なんとか崩してここから投げようとしてもうまくいかない。KIさんから「そこで腕じゃなく違うところを回してみたら」とアドバイスをもらってみても、力が入らないし、正確な動きが出来る気がしない。FOさんの「うつしみ」なので足に力を入れるのは正しいはずなのに… 自分の番が終わった後にこの体感を反芻して判ったこと。それは「力を入れるのではく軸を通すこと」であった。股関節や胸の上下部、肩などの体内球を動かす(回す)には軸が必要であり、その軸に支えられることにより体内球を動かす(回す)ことが出来るのだ。これは新鮮な感覚で、今までは自由に動かすためには「支え」が無いほうが良いと思っていたのだが、こうすると体内球の動きを末端に伝える実感を得ることが出来ずに結局、違う力を使うことでしか解決出来なかった。しかし軸に支えられた動きは「地球に串を刺した映像がすぐに湧いて出てきたように、末端に力が伝わるイメージがつく。「力を入れるのではなく軸を通す」それも「相手に合わせた箇所に強く」である。 軸を通した体内球の動き、一人稽古で検証したい。

所 感

今日は自分が検証したい内容に特化した稽古となった。代稽古の役得である。また、同じ感覚で稽古が出来る仲間がいることに感謝したい。FOさんが稽古終わりに「こういう稽古を間を置かずにやらないとダメだよなぁ」といっていたが、その通りである。稽古回数を増やしたいのだが… 一人稽古で少しでも間を埋めていきたい。

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