2025.5.10 肩の位置

合気

イーストワード体育館での稽古。TZさん、FOさん、TJさん、KIさん、HGさん、KDさんが参加。連休明けで参加者が多かった。3回ほど代稽古を執ったその成果を検証したいと思ったがあまりうまくいかず。今日の稽古では、終始肩が上がっている感じがあった。一人稽古の影響か。「肩の位置」は命題である。

座技 両手取合気揚げ輪回し投げ

前回の稽古で得た「体で引く」を試そうとするも、肩が上がっている感覚が強く輪回し自体が力感を伴うものであった。肩を落とす重要性を感じた技であった。

座技 諸手取波返し後方投げ

TZさんが本部で稽古した技。本部では外手側に指を掛けたが、今日は内手側に指を掛ける。初手はTJさんだったが、身体を固めて掴みに来たので指を掛けれなかった。TJさんから「体を倒してみては」との助言を受け、四つ拍子を応用する。この動きで技が通ったが、これも一種の負ける動きである。

座技 肩・手首取燕返し後方投げ

肩での押しを積極的に使ってみる。とりあえず皆に効いたが、「あまり前に出ないで欲しい」との意見も多かった。身体使いとしては悪くないと思うが、呼吸などを使いもっと小さく丸く動くようにした方が良いのであろう。要研究である。

座技 横並び手首押さえ前方投げ

この技も積極的に身体を傾けてみる。手首の動きだけで崩して欲しいとの意見もあったが、これももっと小さく丸い動きが出来るのでは。研究したい。

立技 横並び手首取手首極め

座技での技を立技にする。皆、なかなかうまく極めまでいかない。FJさんが「手の開き」について面白いことを言っていた。それは「掌をすぼめるようにすると力が真っすぐに出る」である。試すと確かにそのような感覚になる。親指、小指どちらを意識しても同じである。これは深堀りしたい。

立技 両肩取手首乗せ落とし

これも小さく丸い動きを探求したい技。これは前回の稽古で得た「不安定を伝える」動きを検証すればよかった。次回試したい。

立技 触れ合気内手掌合わせ

まずまずの通りであったが、今日の肩の位置が今一つであったのが若干影響した感があった。TZさんからも「そんなに強くなくても良い」との言があった。肩が上がっているとこのコメントをもらうことが多い気がする。

所 感

今日は全体的に技の通りがスッキリとしない稽古であった。やはり肩の位置が悪いのが影響しているものと思料する。常に肩に力が入っている状態である。佐川先生は「腕立て伏せは力を抜くためにやる」との言葉を残しているので、いまのやり方は間違っているということの実証であろう。もっと研究が必要。頑張りたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました