2025.9.13 喉を狙う

合気

イーストワード体育館での稽古。TZさん、TJさん、KIさん、KTさんが参加。今日は前回の稽古で発見した「あごを上げる」を深堀りしたいと思ったが、FOさんが不参加であったため検証できず。そのため「羽手」など最近見つけた根本原理の浸透を課題として稽古に臨む。今日の稽古では気になっていた「喉を狙う」について示唆をもらうことが出来た。

座技 両手取片外回し投げ

TZさんが足首を痛め胡坐で技を掛けていたため、久しぶりに自分も胡坐でやってみる。以前稽古した時に比べ安定感を感じた。多少は身体の使い方が向上したか?この技では膝の位置が高いため外回しが楽である。

座技 両手取巻き落とし

TZさんは膝の位置から巻き落としていたが、もう少し内に寄せてからのほうが掛かりが良くなる受け体感である。

座技 両手取クレーン投げ

しっかりと合気揚げで吊り上げること。どうしても腕で揚げてしまうので注意。

座技 両手取腕差し後方倒し

この技は正座で行った。前回の稽古で得た「姿勢」を使ってみる良い効きであった。

座技 外手取回し差し後方倒し

胡坐だと相手の崩れるポイントが見えない。どうしても外よりに手があるためか。正座と同じように肘を内寄せして、受けの正中線に差し出すようにした。なんとか倒せたがごまかした感が否めない。要研究である。

座技 外手取膝上内回し

膝の上で手を滑らせるように回すため、胡坐だと膝の位置が高く技を掛けやすい。

座技 内手掌合せ回内後方倒し

KTさんに見事に技が効く。本人も驚くほど後ろに吹っ飛んでいった。ただし左手では掛からず。TZさんと検証し支点の固定が出来ていないのが原因であろうという結論になる。

立技 内手取回内落とし

技の形を追ってしまうため、どうしても腕を上げてしまう。他の技にも共通する悪癖である。立ち方を脛を垂直に保ち股関節を曲げる立ち方にすこし変えてみる。KIさんから「力を感じるのに崩される」との評をもらう。

立技 外手掌のせ回外落とし

最後の受けであるTZさんから「力が入っていると思って見てたけど、やっぱり力を入っているね。」との評価ともらう。「指による崩し」や「あごを上げる」を意識していたが、立ち方の影響もあるのかもしれない。この技ではTZさんがKIさんに「喉を狙うように」指導していた。実際に手を取ってみるとなるほど崩しがない。手を直接動かすと予測が出来るし押さえることが出来る。指先などで喉を狙っていたがこれも違う。TZさんと「指先とかではない」と話す。これは研究すべき理合いであろう。

所 感

今日は「喉を狙う」ことについての示唆をもらうことが出来た稽古であった。前々回の稽古前には「三角矩の応用」について考えたが、これと理合い的には同じであろう。三角矩の応用については実践できなかったので、今後、研究・検証していきたい。座技内手掌合せ回内後方倒しでKIさんが吹っ飛ぶほど技が掛かった。素直な受けをするKIさんだからこそ正直、嬉しい。こういうことは稽古の励みになる。そしてその機会を与えてくれる仲間に感謝である。

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