2025.12.8 踏み込み

合気

セントラルアイランド体育館での稽古。TZさん、FOさん、KIさんが参加。今日は稽古前に閃いた「掴みタイプによる基準軸の変更」と「呼吸」を課題とする。ただし、「掴みタイプ~」は今日の稽古技との相性が悪く検証することはできなかった。「呼吸」については面子的に掴まれてから技を開始する稽古となってしまったが、ある程度の検証はすることが出来た。また今日は「踏み込みと技のタイミング」について示唆を得ることが出来た稽古となった。

杖 両手持ち突き下げ

合気下げの体捌きを意識して掛ける。呼吸の効果もありまずまずの効きである。

杖 両手持ち合気下げ

これも合気下げの体捌きを意識して掛けるが、先ほどの技とは違い受けと当たってしまう。(KIさん)反芻してみると踏み込み脚の股間節に乗る前に杖を押しているようである。KIさんの受けを取ってみると顕著に判る。

杖 杖外回し落とし

体回しを使ってみるも動きが直線的だという指摘をもらう。体回し体操自体が冠状面上の直線運動なのでその通りなのだが、前後方向の円も加える必要があるということである。

短棒 外手取引き落とし

受けの手に当ててから引き落とすイメージの技なのだが、皆、「強く当てて欲しくない」との要求である。KIさんやTZさんには掴む瞬間にはもう引き落とすようなイメージである。いろいろと検証するなかで、個人的には「揚げた状態で掴ませる」と成立するような気がする。

短棒逆手持ち 外手取合気下げ

「マイク持ち」の技。この技も「揚げた状態で掴ませる」ほうが通るような感覚であるが、合気下げの時に受けと当たってしまう。どちらが正解か?今後の検証が必要。合気下げの時に「掴みタイプによる基準軸の変更」を試してみるがうまく行かなかった。

立技 攻手両手叩き落とし

いつもよりも技が通らない。何が原因なのか。立ち方の意識も薄かったのも要因の一つであろう。また、受け体感で共通しているのは「真っすぐに叩いてもらいたい」ということ。しかしこの「真っすぐ」が人により違うのが難しい。個人的な体感では「体が動くとそれに反応してしまいズレが生じる」である。やはり「事前に揚げてしまう」のが正解か。要研究。

所 感

今日は体、特特に鎖骨・肩甲骨の感覚が整っていないような感じであった。立姿も今一つである。その中で、「踏み込みと技のタイミング」についての示唆をもらったことは有難い。これは一人稽古により感覚が磨かれたためだと思料する。今日は稽古前に貴重な体験をした。それはTZさん、KIさんの3人で話していたときにTZさんに「揚げられた」感覚になったことである。TZさんの何に反応したのか。たまにこの感覚になることがある。これは大きなヒントだ。捉えたい。

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