2025.12.13 拍手崩し

合気

イーストワード体育館での稽古。今日の稽古はHGさんが参加し、TZさん、FOさん、TJさん、KIさん、KDさん、KTさんが参加。久しぶりに支部参加可能者全員が参加した稽古となった。今日の課題は「呼吸」と「踏み込み」とした。呼吸についてはある程度意識することが出来た。掴まれてからでも意識で切るようになったのは進歩である。今日は「拍手崩し」の効果について再認識することが出来た。やはり根本原理である。追及したい。稽古後は忘年会となり、面白い話を聞くことが出来た。

座技 両手取合気揚げ後方倒し

呼吸を意識したためか、いつもより「揚げ」が強くなる。やや肩と腕に力感が残ったのが気になるところ。もう少し改善が必要である。

座技 両手取拍手左右投げ

FOさんが受けの時に「手首の左右への返しが足りない」との指摘を受ける。稽古後の振り返りで拍手崩しの後の脇の寄せが足りなかったため手首が返せなかったのではと分析する。呼吸を意識すると呼気の際に肩が上がる傾向があり、これも影響しているか?次回検証したい。

座技 両手取拍手崩し片手回外投げ

拍手崩しは効果あり。技のコツとしては回外しないほうの手は内投げする意識を持つようにすること。その状態で手首を回外すると受けの態勢が崩れる。夫婦手である。

座技 両手取鉤手崩し下方投げ

鉤手にする際に「上げて」しまうと受けに当たる。個人的には「指先は下方向に力を出しながら手首は揚がっていく。そうすると揚げに反応出来ない。」と要求した。「鉤手にしながら肘を下げる」といっても良い。どうしてもピッと速く技を掛けてしまいたくなるが、ゆっくりでも技は掛かるし受けの崩れも速くすることが出来る。技の速さは受けの反射スピードということを忘れずに。またTZさんには「落とす直前に一回抜ける」との指摘を受ける。この指摘はYMさんにももらったことがあるもの。「踏み込み」がうまく出来ていない。高段者に掛けるにはこういうところに注力しなければ。雑な稽古は厳禁である。

立技 両手取外手掴み落とし

「拍手崩しから片方の手を立てると受けの重心が片方に寄る」という理を発見する。片方の手を立てる時は「脇を締める」ようにすることが肝要。何人かの受けを取ったが単に脇を締めるのが難しいようで手首の位置が上方に動いてしまう人が多数いた。稽古後の検証で「拍手崩し」の段階で肩が上がってしまうと、指先の位置の固定が出来ないことが判った。これは他の技でも共通するものであろう。今後検証したい。

所 感

今日の稽古では「拍手崩し」についてその交換の高さを再確認することが出来た。これを技の基にしても良いのではと感じるほどである。また稽古後の忘年会では面白い話を聞くことが出来た。KIさんの「経験を積めばどの方法が適切なのか選択する能力が上がる」やODさんの「中心は自分の体の中とは限らない」などは今後の技の参考になる話であった。TZさんの他会派との合同稽古の話も面白く「TBさんのような技が掛からない人は必要と」いうのは腑に落ちた。うちの支部にも共通する話である。

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