2026.2.21 矛盾力

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イーストワード体育館での稽古。TZさん、FOさん、KIさん、KDさんが参加。今日の課題は「手の張り」とした。これは「小さな手」からをヒントを得たやり方で従来よりも力感がない。稽古中の感触は悪くないが、確かな手応えを得るまでには至らず。今後も検証をしていきたい。また技の中で「腕はあげるが、体は下がる」「体は上がるが腕は下がる」などの崩しの方法を再確認した。以前、皆でやっていた「暖簾くぐり」と同じである。これを「矛盾力」と名付け、今後、育んでいきたい。

座技 両手取合気揚げ後方倒し

TZさんが次の論文のために「未経験者に合気を体感させる」方法を模索している。これは根本的な内容で、TZさんが何を選択するのか楽しみだ。今日は「手の張りで受けを留める」を試してみる。個人的には「小さな手の張り」を試す良い機会だった。技の通りは良い。KDさんの際に「下げ受け」で前腕に力みがでたのは注意が必要だ。

座技 両手取車輪回し後方倒し

KDさんがうまく乗ってこない。掴みタイプにより乗せ方に違いがあり、引き掴みは上げ手、押し掴みは下げ手で乗せる。KDさんは第3のタイプ、「留め掴み」なのかもしれない。

座技 両手取回内体挟み後方倒し

久しぶりに「拍手崩し」をフルに使える技である。TZさんも同様の崩し方を指導していた。後方に倒す際にうまく乗せれない。四つ拍子を使えば良いか。

座技 外手取回内内投げ

回内と内投げを確実に区別すること。同時にやると技が止まる。TZさんには左手での技が引っ掛かる。利き手ではなく自信がないのが原因か。内投げの際には「首の詰め」を若干ではあるが意識した。

座技 外手取蓋伏せ差し倒し

「差し」で崩すのではなく、「蓋伏せ(回内動作)」で崩す。KIさんの技を受けた際に、正中線上で蓋伏せしてくれないと崩れが起きない。自分が取りの時にはさほど意識しなかったが、これは受け、取りどちらの問題なのだろうか。検証が必要である。

座技 内手取視線誘導左右倒し

苦手としている「視線」を使った技である。首の動きによる崩しか、眼球の動きによる崩しか。ここははっきりさせたい。先生は首や眼球の動きというよりも「胸などの体幹の動き」での崩しのような気がする。

立技 外手肩取り後方倒し

肩をぶつけて倒すというよりも、「崩れる角度で受けに取らせる」ことにより倒す。この時に、ただ角度を作っても受けが修正してしまうので、「肩や胸を回して」受けを吸い込むことが重要である。また、倒す際には「受けが倒れるのを支える」イメージである。

立技 攻手両手取合気下げ

先生立ちから受けの手を掴み、四つ拍子により受けを崩すという技の流れ。これは「軸を重ねることにより受けが逃げる」という理合いであるが、他の人はそうではないようであった。FOさんとKIさんは「掴んだ手を肩甲骨を引き下げる」という崩しを検証していた。稽古後の振り返りで、「踏み込んだ脚ではなく、まずは後脚の股間節にしっかりと乗ること」が重要であることが判った。これは全ての技で言えることである。肝に銘じたい。

立技 諸手取合気落とし

「腕は上げて体を下げて」崩して、「体は上げて腕を下げて」掛ける。反対の動作を行うことで受けの反応を誘発するという術理である。以前、皆で盛んに言っていた「暖簾くぐり」と同じである。術理が昇華した感じである。これを「矛盾力」と命名しよう。またFOさんと、引き掴みタイプには「腕は上げて体を下げる」というワンクッションが必要ないということを検証した。掴みタイプでの違い。奥が深い。

所 感

今日の稽古では「矛盾力」という術理を再確認することが出来た。これは「意拳」からの引用であるが、体感的にはこの表現がぴったりである。また、「受けが倒れるのを支える」や「後脚の股関節に乗っておく」など「股関節の乗り」についての大きな示唆をもらった稽古となった。矛盾力と併せて一人稽古でも注力したい。

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