2025.8.4 重心

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セントラルアイランド体育館での稽古。TZさん、FOさん、KIさんが参加。稽古前にTZさんの「実験」を手伝う。なかなか面白い実験であった。立姿の重心を測定したのだが、KIさんはやや後方に重心がある。これは予想どおりだったが、本人は意外だったようである。FOさんは、当初、やや後方に重心があったが、力を緩めるとほぼ中央に重心が移動した。意識して気功系の立ち方をとっている証である。興味深い。今日も「呼吸」を課題とした。技数は少なかったが新たな理を見つけるなど有意義な稽古であった。

立技 両手取片外回し投げ

前回の稽古でやった「立技胸取外回し投げ」とほぼ同様の崩しでなので、「腕のあげ方」を意識してみる。これは「烏口腕筋」を意識したあげ方だが、まだまだ動きがうまくいかない。要演練。この技では、「外回しをしない方の手でしっかり攻め続ける」という、いつもの理を皆で再確認した。

立技 内手鉤手掴み回内落とし

どうすれば「目線の誘導による崩し」が成立するか皆で検証する。個人的には「目線により自分の動きを誘導して受けを崩す」という体感である。目線のみで受けを崩すには、タイミングなどの条件が揃わなければうまくいかないのではないだろうか?成立はすると思うのだが…。 この技では「手が体の中心にないと視線が誘い手に集まらない」という理を見つける。「中心を攻める・守る」にはこういう意味もあるのだろう。今後の技に生かしていきたい。

所 感

今日は「実験」に意外と時間を取られ、稽古では技数が少なくなったが、「実験」の成果も含め有意義な稽古となった。「重心」と「中心」、なかなか面白い体理である。技の根幹的な体理であると思料するので、今後、深堀りしていきたい。

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