2025.3.17 指先の方向へ

合気

セントラルアイランド体育館での稽古 TZさん、FOさん、KIさん、HGさんが参加。今日の課題は「三十一」、「肩甲骨の使い方」と「仙骨操作」としたが、やはり仙骨操作の意識が薄くなる。崩しのところでかぶってしまうためか。「三十一」と「肩甲骨の使い方」はとても相性が良いと感じる。肩甲骨の使い方は三一の理を使うための支点を作るのに適していると思料する。今日の稽古では「指先の方向へ力が流れる」を実感できた稽古であった。

寝技 諸手手首肩押さえ内投げ

手首を掌屈させ、指先を伸ばして受けに反応を起こさせる。受けを崩すための「肘落とし」を肩甲骨を寄せることにより行う。指を投げる方向へ向けると面白いように受けが動いて行く。自分が受けを取っても同様に取りの指先の方向へ体を持っていかれる。「指先を投げる方向へ向ける」先生がよく仰っていたことである。

立技 短棒両手取体挟み後方倒し

肩甲骨の使い方と三十一を意識する。肩甲骨を使うと短棒の先端を固定しやすい、短棒を回すためいままで握り方や回す途中での握り変えで受けとの当たりを消していたが、三十一を意識することにより握りはそのままで当たりが消えた。KIさん曰く「ただ前に歩いているだけに見える」との言。感覚的には
肩を寄せたり、三十一を使ったり結構忙しいのだが。技が通るようになったのは嬉しい。

立技 両手取体挟み後方倒し

短棒での技を徒手にて行う。肩甲骨の使い方と三十一は同じ感覚で出来た。ここでも指先の方向へ力が流れる理を実感することになる。それは終末動作において体を挟むが、この時は指先が撓屈しており、これを真っすぐに伸ばすと、後ろに倒そうとしなくても「力」が受けの後ろ方向に流れて倒すことが出来た。

所 感

今日は「指先の方向へ力が流れる」理を実感できた稽古であった。先生が仰っていたことで、自分では理解していたつもりであったが、これほどの体感を感じたことはなかった。特に寝技での効き(受け、取り共に)には驚く。この感覚を他の技でも感じれるようにしたい。

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