2025.9.27 手の張り方

合気

イーストワード体育館での稽古。TZさん、FOさん、TJさん、KIさん、KDさん、KTさんが参加。今日の課題は「奥の手」とした。「受けの力を地面に流す」も併せて行う。今日の稽古では「あごを上げる」と「掴みタイプによる手の張り方」などのついて示唆を得ることが出来た。

座技 両手耳打ち左右投げ

「受けの力を地面に流す」まではうまくいくが、「奥の手」がイメージできない。なんとか崩すことが出来たが研究の余地あり。耳打ちをよける手は合気揚げであることを再認識する。

座技 突き捌き小手返し

突きを捌いた時点で崩しは完了することを体感した。そのため捌きは身体の半分ほど、捌き手は触れる程度の接触で十分である。

座技 胸取外手掛け落とし

胸の動きで受けを崩して投げる。掛け手の動きは胸の自然は動きを導きだすだけである。また、胸合気で受けとのつながりを強くする必要がある。

立技 外手取玉上げ回し落とし

玉上げの際に接点が上がらないようにすることが肝要。皆との検証で「手を下げてから玉上げをする」と受けと当たらないことが判った。技の形に囚われないように。この「手を下げる」ために「あごを上げる」理を使うと良い。

立技 攻手片手突き落とし

「力の方向の変化」が崩しの原理であるとの検証となった。まず最初に肚の方向に差し、次にあごを上げる。これで力を下方向に変化させ、その後、再度肚方向に差して倒す。

所 感

今日の稽古の最後にFOさんと「受けの掴みタイプのよる手の張り方」について検証した。小指派に呼応する手の張り方が今一つ判らなかったが、FOさんとの検証で、「親指を張らないことにより小指を反応させる」のではないかとの結論になる。また、これは掴みタイプの握る回転方向に働きかけているのではないかとの仮説を立てる。なかなか面白い仮説である。次回稽古で検証したい。

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