2025.3.31 皿を重ねる

合気

セントラルアイランド体育館での稽古。TZさん、FOさん、TJさん、KIさん、HGさんが参加。今日の主課題は「手の張り」とする。稽古前に靭トレのYouTubeで見た「腕を伸ばす」エクササイズをやってみた。具体的な効果は感じなかったが、背骨を「皿を重ねる」感覚で捉えるという表現を思い出し取り入れてみる。立技の一つに応用を利かすことが出来た。

座技 両手取合気揚げ後方倒し

基本の合気揚げ。FOさんには接点が上がると技が通らない。合気揚げの形に囚われるとダメ。
相手によって技を変えるのもアリ。形にこだわるのもアリである。

座技 両手取拍手左右投げ

YMさんの形の拍手。「作用点」を作る意識をもって試してみるがうまくいかず。稽古前の考察では自分の手首・肘・肩を順に落とし、受けの腕にシンクロを起こさせることで作用点を作れるのではと思ったが今回の稽古ではきっかけを掴むことが出来なかった。これも拍手の形に囚われて必要以上に揚げてしまう。

座技 外手取拍手左右投げ

両手取の技を片手で行う。前回の稽古で見つけた「半身使い」を試す。自分も含めてなかなか技が決まらなかったが、空いている手をしっかりと拍手の動きをしてから技を掛けると面白いように技が通る。身体が統一されている感覚。拍手の動きを小さくするのは難しいが理合的には間違いない。演練していこう。

立技 縦手刀構え横手刀後方倒し

FOさんから「構えている手刀が怖くない」との一言。敢えて攻め気を出さないようにしていたが、これではだめなようである。この時は気持ちは「こっちに来ないでくれ!」と負けて、手刀には力をいれるようにした。また、横手刀にしたときに「手刀が寝すぎていて技がかからない」との指摘を受ける。稽古後の振り返りで、一連の現象は「手の張り」が弱かったことに起因するのではとの結論に達した。構えでは、気持ちは負け手はしっかり張る。そして掛けでは手の張りを緩めなければ手首がしっかりと返り手刀が相手に向くのではないか。次回検証したい。

立技 横立外手取巻上落とし

崩しの時に靭トレでの「腕の伸ばし」を使ってみる。受け側に近づくことにより崩すのは今までと同様だが、この「腕の伸ばし」は軸を遠ざける。今までの崩しよりも相手に「浸透」している感覚はある。また、巻き上げる時は手首を順に曲げるようにすること。斜めに巻き上げることなかれ。

所 感

今日の稽古もスッキリとして技の通りを感じることが少なかった。一人稽古の腕立てが悪影響を及ぼしているか?佐川先生「力を抜くために鍛錬している」との言葉を残している。四股踏みはなんとなく体感できてきたが、腕立てはどうも力が出てしまう。力感の無くすための「腕立て」。今まで諦めていたが追求したい。

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