2023.3.14 はずし手

合気

イーストワード体育館での稽古。TZさん、FOさん、TJさん、KIさん、KDさん、KTさんが参加。支部全員が参加した。今日の課題は「手の開き」と「はずし手」とした。これを「皮膚感覚」を得るための「作り」であると仮定して検証してみた。「手の開き」はある程度の手応えがあったが、「はずし手」については技によると感じた。もっとも拍手崩しと組み合わせれば効果は違ってきたものと思料するのだが。そのほか掴みタイプの違いによる「合気揚げ」について手がかりをもらうことが出来た。

座技 両手取合気揚げ後方倒し

「手の開き」を使う。まずまずの効きであった。継続して検証していきたい。ただ、前回の稽古ほどの効きではなかったので、ここは検証が必要。「地面の押し込み」や「肚」などの効果だったのか?「はずし手」については、あまり動きを大きくせずに「隠す」ように使ってみる。これもまずまずであった。

座技 両手取回外後方倒し

回外時に「はずし手」の心理的効果が発揮された。掴まれた手を「はずす」ように回外すると、受けとの「当たり」が少なくなる。また、これには「手の開き方」が大きく関わっているものと感じた。

座技 内手掌合わせ回内後方倒し

TZさんがKTさんに技を掛けた際に技が抜けていたのを見て、KTさんに掛ける際に「呼吸」を使って揚げてから技を掛けたところ反射を起こすことが出来た。TZさんの場合は、KTさんに説明をしながらだったのが影響していたのだろう。KIさんに「KTさんには胸などで揚げてから掛ける」とアドバイスしたところなかなかうまくいかず。見ているとKIさんが体を大きく動かしてKTさんを揚げようとしていたので「KTさんの体を揚げようとせずに自分勝手に揚げるだけで良い」と再度アドバイスしたところKTさんに反射が起きた。アドバイスしておいてなんだが改めて勉強になった。

座技 内手取回内左右外投げ

この技では外投げでの腕の使い方に示唆を得ることが出来た。自分が取の際に、外投げの終末動作でどうしても肘が体から離れてしまい、相手も離れていってしまう。これは体の使い方や柔軟性の問題なんだろうと思っていたが、受けを取り、見取り稽古をしている内に閃く。それは外投げで目一杯腕を開いたあとは「肋骨に沿って肘を引く」ことである。YMさんも言っていたが「肋骨は丸いので肋骨に沿って動かせば円になる」ということだ。自分が取の時にできなかったので次回是非とも検証したい。

立技 両手取合気揚げ左右投げ

「はずし手」を検証したが、受けとどうしても当たってしまう。皆からも「揚げて欲しくない」との評をもらった。はずし手から皮膚に縒りを作りそこから受けを揚げる要領で合気揚げをしたかったのだが、実際には皮膚の縒りが出来ておらず、また、うまく縒りが出来ていてもそれを揚げまでに持っていく方法が間違っていたのが原因である。ここは今後の検証が必要である。またはずし手の要領についても研究する余地がある。今日は「差しで外す」ようにイメージしたが、座技のように拍手崩しを少しだけいれても良かったのではないか。FOさんと「掴みタイプでの揚げ方」を列外で検証したところ、小指派は「小指を外に張り、引っ掛けるようにして揚げる」という方法を見つけた。親指派はいつも通り。稽古後の振り返りで「親指派には親指を当てるように張り、小指派には親指を抜くように張る」のではと仮説を立てた。次回稽古で検証したい。

所 感

今日の稽古では「皮膚感覚」による施術を行う際に必要な「皮膚の縒り」を作るための「はずし手」について検証することにしたが、結果は今一つ。「拍手崩し」と併用しなかったこと、さらには縒りを作ったあとの「力の流し方(縒りの活用法)」がうまくなかったことが要因であると思料する。これは「立技 合気揚げ左右投げ」で顕著に表れ、「揚げ」の段階で文字通り「あげて」しまった。この「力の流し方~」研究が必要である。列外でFOさんと検証した「掴み手タイプによる」技の掛け方の方法と、それを受けた稽古後の振り返りで発見した「親指の使い方」は面白い理合いなので次回検証したい。

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