2026.7.11 中心を攻める

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ウエストワード体育館での稽古。TZさん、FOさん、KIさん、KDさん、KIさん、KTさんが参加。今日の課題は「うつしみその3」とした。これは前回、月曜メンバーで検証した術理で、FOさんがその再検証を希望したためである。今日は蒸し暑かったのでTZさんが袖取などの技を選んだため、この「うつしみその3」の動きが伝わりにくかったものの、それなりの効果を感じることが出来た。また最近、技を掛けにくくなっているKTさんだが、この袖取系の技で更に難しくなる。しかし、そのおかげで「中心を攻める」という基本を思い出させてくれた。

座技 外手袖取内回し外投げ

「うつしみその3」の中で、前回の稽古で発見した「左右」の崩しを使う。効きは良い。ただし腕の形が取れないが… 

座技 外手袖取手首掛け内投げ

この技も「うつしみその3」を使う。先の技同様にそれなりの効きであったが、途中参加のKIさんには全く通らず。うまく崩せなかったので手首関節を極める形になってしまった。

座技 外手袖取外回し内投げ

KIさんを全く崩すことが出来ない。他の人は何とか通すことが出来たのだが… KIさんが取の時にTZさんが「喉を攻める」ようにアドバイスするといつもの反射が起こっていた。これを見てある仮説を立てる。それはKIさんのように「引いて構えている人(初心者などもこの分類に入る)には、露骨に中心を攻める必要がある。」というものだ。ある程度の経験者は相手の中心に対して力を掛けるように掴むので、取はそれを返してやるとその力は当然、受けの中心に向かう。反対に引き構えの人は中心を狙っていないので掴んだ接点から力を返しても受けの中心には響かないのだ。なので指先などを使って露骨に中心を攻める必要があるという理屈である。

立技 外手肩取り合気下げ

技を掛けようとして押し気味になってしまう。受けの力を地面に流すまで我慢できない。「飛ばされても良い」という覚悟が足りないのだ。KIさんには先の仮説を検証した。取られる前に反対の手で喉を攻めた。思った通りの反応を見ることが出来た。

立技 握手落とし

合気下げの要領で掛けるというのは先週の稽古でも検証した内容である。列外でTZさんと「一旦握ってから手を開く」という崩しを見つけ、KDさんに伝えて受けてみるが、握りと開きの落差が感じられなかった。握りは「開き握り」、開きは「伸び開き」でなければならないのだろう。他の人の手を取ると勉強になる。

所 感

今日の稽古は、KTさんに技を掛けるためにはどうすれば良いかを考え、そして「中心を攻める」という基本を思い出させてくれた稽古となった。思えばKTさんに通せていた時は、崩しのベースは「拍手崩し」であった。最近は「負ける動き」や「空間支点の固定」など体理を追求していたため、術理についての意識が薄れていたのは事実である。「中心を攻める」崩しの術理、これを忘れないように肝に銘じよう。また、「中心軸に力を集める」という、中心を攻める具体的な方法を示唆してくれた先生に感謝。これを会得すべく今後の稽古に臨みたい。

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