2026.5.16 股関節の動き

合気

セントラルアイランド体育館での稽古。TZさん、FOさん、TJさん、KIさん、KDさん、KTさんが参加。今日の課題は「股関節の動き」とした。これは一人稽古の四股踏みでの気づきと、先回の稽古で検証した「遊手の使い方」を組み合わせたものである。手応えは十分であった。また、FOさんから「半息」という呼吸についての技法名を聞く。なかなか良い名前なので今後使わせてもらう。この「呼吸」と「空間支点」と組み合わせて使うことで、ある効果を発揮することに気が付く。全体的に良い稽古となった。

座技 両手取合気揚げ後方倒し

合気揚げに四股踏みで気づいた「股関節の動き」を使ってみる。股関節の外旋を使うのであるが、効きは非常に良かった。自分が受けを取った際に感じたのは、「受けの攻める勢いを止める」重要性である。手の張りでも呼吸でもよいので、一旦攻めを止めなければ崩しや掛けに移行できない。柔らかく止めること。繋がりを作ることである。

座技 両手取回外後方倒し

「股関節の動き」を使うが、回外する場合は合気揚げの要領でやる方が良いようだ。合気下げの要領で行ったのでちぐはぐな動きとなってしまった。そのためKIさんには「そんなに下げなくても良いのに」との評をもらう。

座技 外手取外回し左右投げ

「股関節の動き」と「遊手の使い方」を組み合わせてみる。両手取だが、投げる反対方向の手を先に回してから投げる。思った通りの効きであり、いつもより中心近くに投げ落とすことが出来た。大筋は間違っていないと思料する。KIさんからは「これだけ力を感じているのに体がもっていかれる」との評。これをどう捉えるか…

座技 外手胸取燕返し後方投げ

「呼吸よる揚げ」と「股関節の動き」を検証できた技。まず、少し息を吸い、受けとの繋がりを作る。(これをFOさんが「半息」と説明しており、気にいったので今後のこの言葉を用いる。)その後、胸郭だけ動かして受けを揚げるのだが、FOさんにはうまくハマらない。この時は胸と外手を押し込むようにして行った。(この後の技で違う用法を見つける。)そこから股関節の動きを使って投げる。この組合わせは非常に良い。というよりも、これが基本的な技の流れなのだろう。「呼吸」「反射」「円運動」とはこのことか。

立技 内手取しの揚げ落とし

この技も「股関節の動き」が良く効いた。TJさんとKIさんが組んだ際に「TJさんのフラダンスの動きに投げられた」と言っていたがさもありなん。そういえば、先生もフラダンスについて言及していたことを思い出す。またこの技では「うつしみその2」での崩しも検証することが出来た。

立技 諸手胸取交差手掛け胸落とし

「呼吸」で揚げる際の用法について進展があった。それは呼吸と「空間支点」を組み合わせることである。半息から胸を膨らませる際に、どうしても体が反ってしまい胸の動く方向と受けとの間にズレが生じてしまうのだが、「胸郭を膨らませる時に手掛けした位置を固定する」ようにすると、胸の動きが受けに伝わることが判った。具体的には、「息を吸いながら手を押すようにする」である。これにより体の反りが抑えられ、位置が固定できる。胸の全面の動きが出来ない分、側面や後面を使っているのかもしれない。YMさんが言うような「胸全体を膨らませようとする」よりも、「空間支点」を使った方が動きのイメージはしやすい。他の技にも応用が効くはずだ。

所 感

今日の稽古では「股関節の動き」について検証し手応えを感じることが出来た。先生の動きに近いものもあり、今後の進展が期待できる。また、今後の技のベースとなる「呼吸と股関節の動き」の組み合わせについて体感できたのは有意義であった。今日の稽古では「手の張り方」についてそれほど意識しなかったが、稽古外ではあるが「ピストル指」などの面白い理を見つけたので、ここに記しておく。 

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