2026.6.27 負ける動き

合気

イーストワード体育館での稽古。TZさん、FOさん、TJさん、KIさん、KDさんが参加。今日の課題は「支点の固定」とした。その中で「支点の固定」を成立させる要因の一つである「負ける動き」についての示唆と手応えをもらうことが出来た稽古であった。

座技 両手肩取後方倒し

どうしても突っ込んでしまう。これは「負けまい」とする動きである。何とか通したが、当然これだと当たりが強くなってしまう。呼吸を使うが前回と違いうまくハマらない。これも「負ける動き」が出来ていないのが原因なのだろうか。

座技 両手肩取体回し左右投げ

KIさんの指摘により、片側の軸を固定してみると効きが良くなった。固定の要領は靭トレの感覚である。KIさん、KDさんには捕った手が離れないほど効いた。

座技 外手袖取内投げ

「支点の固定」で技を通すイメージが沸かなかったので、「反対軸の先導」を使う。TJさんは何を感じたのか「そこを動かせるとついて行ってしまう」との言。腰の動きのことか?

立技 外手取横手刀後方落とし

負ける動きについて示唆をもらった技。KIさんから「突っ込み過ぎる」との評をもらい、それなら「受けに負けてしまってもいいや」くらいの心持で技を受けた。すると技の掛かりが格段と良くなったのだ。正に負ける動きである。そこまで自分を捨て、追い込むことで、身体の力を引き出すことが出来るのであろう。

立技 諸手縦手刀取合気落とし

TZさんの技を受けた際に「指先を固定して欲しい」と要求する。自分もその動きを試みるもうまくいかない。稽古後の振り返りで「指先の位置を固定した動きが恣意的になっていた」ことが原因であると分析した。指先の位置の固定に固執するあまり、却って指先が固定できないのだ。これも解消するには「空間支点の固定」か「負ける動き」と考える。次回稽古で検証したい。

所 感

今回の稽古では「負ける動き」について示唆を受けることが出来た。覚悟を決めて「負ける」のだ。これは他武道で得た「下がるなと言われても、あえて下がり、そこに活路を見出した感覚」に近い。自分を追い込み、相手の虚を突く。「山川の末に流るる栃殻も、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」である。

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