2026.8.1 拍手崩しの効果、再確認

合気

セントラルアイランド体育館での稽古。TZさん、FOさん、KIさん、KDさん、KTさんが参加。今日の課題は「指の伸び」とした。これは稽古前に「指の張り」を検証していた際に、思いがけず「指を伸ばす」感覚を得たためである。これを稽古で検証したいと課題とした。この「指の伸び」、かなりの手応えを感じることが出来た。今日の稽古では「拍手崩し」の効果を再確認することが出来た。

座技 両手取車輪回し後方倒し

「指の伸び」を意識するも、これがあまり効果を感じられない。TZさんがKIさんにアドバイスしていたように、どうやらこの技は「螺旋の軌跡」を描くようだ。「指の伸び」を意識したため、手のひらを平面上に動かしていたが、これが間違いのようである。自分も「指先を固定し、そこを支点として回して欲しい」と要求していた。これは平面上では難しいが螺旋ではうまくいく。「手首の掌屈」や「喉を攻める」などは螺旋の動きを引き出す意味もあるのかもしれない。

座技 内手掌合わせ後方倒し

KIさんが受けの際に「そんなに力はいらない」といういつもの評。FOさんの後はどうしても力が入り勝ちになる。KIさんの「小指だけをすくって欲しい」との要求に「小指をの伸ばす」ようにしてみたところうまく崩すことが出来た。「指の伸び」の効果を体感した技である。また、掌合わせの際の「内寄せ」についての理解を深めるこが出来た。(これはあくまで私の感覚なので多々あるパターンの一つであるが)それは「中心を攻めてくる取の掌を内寄せで外しながら留めて、受けの押し込みが完了したらその力を受けに返す。」ということ。反対に、KDさんが受けの時に内寄せに力を感じ、自分が取になった感覚になりKDさんに力を返すことが出来た。思いつきでやったみたが思ったより掛けることが出来た。閃きを与えてくれたKDさんに感謝!

立技 攻手太腿当て合気落とし

列外でFOさんと検証した技。FOさんが他の人と「拍手崩し」について話をしていて、これを「攻手太腿当て合気落としでも通るのでは」と誘われたことが発端で「拍手崩し」の効果について再確認することが出来た。「肘の外張り」を抜く(脇を締める)ことで反応が起きることを見つける。その中で「指先を残す」重要性について気づきがあった。一段目で指先を残さずに肘を外張りすると、次の「抜き」の効果が少ないのだ。そして指を残すには「指の伸び」が必要である。これについては稽古後の振り返りで新たな種が見つかったので、今後検証していきたい。

立技 両手取合気下げ

TZさんも「拍手崩し」で示演したので、皆で「拍手崩し」を検証することが出来た。ここでも拍手崩しの効果を再確認することが出来た。また、指を残す意識が薄いと「揚がって」感じるとのことで、ここでも「指を残す」重要性を確認できた。

立技 両手取交差落とし

今日の稽古で一番混乱した技であった。拍手崩しの一段目をどう使うのか? 手首は背屈、掌屈どちらか?などである。技はなんとか通すことが出来たが、少し整理が必要である。

立技 内手取回内落とし

いつもとは違い拍手崩しで掛ける。単純に回内するのではなく、肘の外張りからの締めで受けを崩してから回内させる。技のスムーズさは劣るものの、揚げてから落とすので効きは良い。これも先に技と同じく手首の形が決まらない。今回は掌屈で掛けた。

所 感

今日の稽古では「拍手崩し」の効果について再確認することが出来た。今年の春頃に、「この理を会派根本原理にしよう」と決めたが、これを思い出させてくれる稽古となった。先生からの贈物だ。TZさん、KIさんとの会話で「拍手崩しの原理」から「先生の姿勢」について話が広がり、先生の腕の形の謎が少し解けたような気がした。今後も追及していきたい。稽古後、「指の伸び」についての仮説を立てる。指を伸ばす際には「背屈の時は手の平、掌屈の時は手の甲を意識する」という仮説である。こうることにより肘の外張りが楽にできるのだ。次回稽古で検証しよう。またFOさんと「技を掛けるには手首を掌屈または背屈させなければならず、手首を真っすぐにするのは。掌・背屈どちらにも移行できるようにしておくからではないのか?」と話した。そうであれば、今まで謎であった「合気の手形」と「武器術の手形」との共通点を見出すことが出来る。FOさんには太極拳の手形の用法を教えてもらう。田井東流との類似点が多く(ほぼ同じ)興味深い。

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