2026.8.3 同調

合気

セントラルアイランド体育館。TZさん、FOさん、KIさんが参加。今日の課題は「股関節の乗り」とした。これは稽古前の一人稽古「四股踏み」で、どうやれば合気技に活かすことが出来るのか、佐川先生はどうやっていたのかを考えながら行っていたところ、「股関節に乗る」感覚を養っていたのではないかと仮説を立て、これを検証しようと課題とした。しかし特段の手応えは得られず。まだ定着していない段階では無理があったようだ。今日は「同調」について皆で検証することとなった。これは「うつしみ」と同じ原理であり、大方はその理が通用したものの、この理で説明がつかない崩しもあったのは面白い。

杖技 突き躱し杖立て落とし

課題とした「股関節の乗り」を意識する。まずまずの効きであったが、これが「股関節の乗り」の効果によるものなのかは不明である。

杖技 両手取突き落とし

FOさんが途中参加。先回、FOさんがKDさんに試していた「杖による引き起こし」の原理を試してみる。この原理とは「均衡状態を作った後、圧力を抜く」というもの。これが良く効いた。そしてこの原理が「同調」に繋がっていくこととなる。

短棒 攻手両手持ち棒挟み合気下げ

私は「手の張り」が必要で、TZさんは「手を動かす」、FOさんとKIさんは「手は動かない」方が良いとのこと。三者三様である。しかし皆に共通するのは「体幹(胸)の動き」で、これに反応しているのは確かだ。

短棒 攻手両手持ち捻り投げ

FOさんは「落としながら捻る」KIさんは「短棒に触れないで捻る」TZさんは「短棒を追い越してから捻る」である。これも三者三様だ。私はやはり「手の張り」が必要。

短棒 攻手両手持ち手刀斬り落とし

私が「手の張り」に反応するということで、「同じ力の出し方をされると同調してしまう」という理合いを皆に伝え検証した。FOさんが受、KIさんが取の際には「前足加重」と「後足加重」の二パターンを試したが、二つともに崩していた。力の出し方を判断するのは難しいといった意見があったが「円運動をすれば、その円の中にヒットする箇所が必ずあるのでは」という仮説を伝える。先生の円の動きとはそのような側面もあったのではないだろうか。今後の検証が必要だ。この技の中で、TZさんがいつも短棒を高い位置に保持している理由が判った。それは力の出し方である。TZさんは「背骨の伸縮」による力の出し方なので、高い位置でも強く保持できるのだ。(というより高い位置でなければ強く持てない)面白い発見である。

立技 相手刀方乗せ斬り落とし

TZさんの技を受けて「肩のラインを揃えて欲しい」と要求した。「うつしみその2」である。しかしFOさんが受けを取ってからは、「まず半身で受けてから体を正対させ崩す」という技法に変化した。確かにこれで十分に効く。正対させる途中で角度が合うように誘導されていくのか。面白い。

所 感

今日の稽古では「同調」について検証することが出来た。皆で検証するのは月曜日ならでは。FOさんが「同じ力を出すのであれば、両方共攻撃できるのでは」といった疑問を持っていたが、馬庭念流などは続飯付(そくひ付け)などと同様の理合いであろう。受けてからの攻撃である。これを書きながら思いついたことが一つ。我が会は、受ける前に素早く掛ける技が多いのだが、他派は受けてから掛ける。技の状況により複数の理合い(崩し方)があると考えるのは不思議ではない。今後検証しよう。

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