2026.5.25 支点の固定

合気

イーストワード体育館での稽古。代稽古を執る。FOさんとKIさんが参加。今日は本部講習会後、初の稽古であるので、講習会において気になった理や面白かった稽古を中心に組み立てた。その中で本講習会で手応えを感じた「支点の固定」については、今日の稽古でも同様の感触であり、その理合いに確信を持つことが出来た稽古となった。

座技 両手取合気揚げ後方倒し

いつもと同様にウォーミングアップを兼ねた技。いつも合気揚げの形を取ろうとするも受けと当たってしまう。FOさんだけならまだしもKIさんもである。そこで「支点の固定」を意識した合気揚げに変えたところ、見事に技を通すことが出来た。この理を使うと「形」ではなく、「結果」だけになるのが特徴である。稽古後の振り返りで、なぜKIさんまで同様になったのか考えてみる。これは私が中心を感じて(探して)いたためではないかという考えに落ち着く。「中心を捉える=不安定」なので、受けが私の手を取った瞬間に同時に不安定になるため、支点を動かすとそこが依り所となるという理屈である。次回稽古で検証したい。

立技 両手胸取手刀乗せ落とし

YMさんの体操の動きの検証技として行ったもの。基本的には「胸の円運動」の検証なのだが、ここでは一つの技として稽古する流れとなった。FOさんは「踵で立っているのでつま先に重心を移して欲しい」、KIさんは「胸ではなく肚を回して欲しい」などの要求である。胸の円運動というよりも「うつしみ」や「暖簾くぐり」を使って崩す稽古。やはりこの面子は面白い。

立技 諸手膝抱え後方倒し・後方投げ

個人的に一番検証したかった技である。「中心を捉える」動きと「軸足に体重を乗せない」との整合を検証したかったのである。結果は予想通りで、二つの理は整合できると確信した。動きの精度はまだまだだが、これから練度を上げていきたい。私を含め左右差が大きいことも気になる。この技では講習会とは違い「引き抱え」と「押し抱え」の違いによる崩し方に発展した。抱き抱えは「ジャッキアップ」、押し抱えは踵の踏み込みでの崩しとなった。後方に倒す時はつま先を底屈してその方向へ踏み込む。前方に投げる時はつま先を背屈させ床と平行に後方にスライドさせる。

座技 横並び腕手首取前方・後方投げ

肩回し体操の検証技。今日の稽古で一番「支点の固定」の効果を実感した技である。二人共に、肩は回わさずに「支点の固定」により投げた。特にKIさんに掛けた前方投げは自分も驚くほどの凄い効きであった。

所 感

今日の稽古は本部講習会の技を紹介するような感じで稽古を実施したが、いつもの月曜メンバーだけあって、多少技の方向が変わってしまう。しかしそれが却って「支点の固定」の検証になり、講習会でも感じていた「支点の固定」の効果とその方法について確信を持つことができた。この理合い(術理・体理)は根本原理である。大事にして行く。

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